暗号資産『GMT(ステップン/グリーンメタバーストークン)』とは?仕組み・特徴・価格・購入方法を初心者向けにわかりやすく解説

OKJ(暗号資産取引所)にて取り扱いのある仮想通貨(暗号資産)『GMT(ステップン)』
本記事では、STEPNの仕組み・FSLエコシステム・特徴・価格推移・購入方法まで体系的に解説する。

STEPN(FSL)はadidas、G-SHOCKといったグローバルブランドとの提携を実現し、Move-to-Earnの枠を超えたライフスタイル×Web3のプラットフォームへと進化を続けている。2026年4月20日、オーケーコイン・ジャパン(OKJ)がGMTの取り扱いを開始した。国内の暗号資産交換業者としてGMTを上場するのはOKJが初めてとなった。本記事では、OKJで取り扱いのある暗号資産GMTについて、STEPNの仕組み・FSLエコシステム・特徴・価格推移・購入方法まで体系的に解説していく。

1. GMTとは?

GMT(Green Metaverse Token)とは、Move-to-Earn(歩いて稼ぐ)アプリ「STEPN」を中核とするFSL(Find Satoshi Lab)エコシステムのガバナンストークンだ。STEPNはスニーカーNFTを装着して屋外を歩く・走ることで暗号資産を獲得できるフィットネスアプリであり、健康とWeb3を融合させた新しいライフスタイルを提案している。総発行量は60億GMTで固定されており、GMT DAOによるコミュニティ投票でトークンのバーン(焼却)が実施され、累計約9.3億トークンが焼却されている。

GMTはadidas、G-SHOCKといったグローバルブランドとの提携を実現し、Move-to-Earnの枠を超えたライフスタイル×Web3のプラットフォームへと進化を続けている。
2026年4月20日、オーケーコイン・ジャパン(OKJ)がGMTの取り扱いを開始した。国内の暗号資産交換業者としてGMTを上場するのはOKJが初めてとなった。
本記事では、OKJで取り扱いのある暗号資産GMTについて、STEPNの仕組み・FSLエコシステム・特徴・価格推移・購入方法まで体系的に解説していく。

ビットコイン・イーサリアムとの違い

ビットコインは「デジタルゴールド」として価値保存に特化し、イーサリアムはスマートコントラクト基盤として分散型アプリケーションのインフラを担う。GMTはそれらとは異なり、STEPNというフィットネスアプリのエコシステムに直接紐づいたユーティリティ・ガバナンストークンだ。ユーザーが屋外で歩く・走るという「身体活動」を通じて価値が生まれる点が他の暗号資産にはないGMT独自の特性である。

STEPNとMove-to-Earnの誕生

STEPNは、FSL(Find Satoshi Lab)がSolanaブロックチェーン上に構築したMove-to-Earnアプリとして2021年12月にパブリックベータがローンチされた。ユーザーはアプリ内でスニーカーNFTを購入し、屋外を実際に歩く・ジョギングする・走ることでゲーム内トークン(GST)やガバナンストークン(GMT)を獲得できる。GPS・モーションセンサーを活用して実際の運動を検知する仕組みであり、単なるゲームではなく「健康増進×暗号資産報酬」という新しいカテゴリーを確立した。

FSL(Find Satoshi Lab)──開発チーム

GMTおよびSTEPNを開発するのは、オーストラリアで創業されたブロックチェーンスタジオFSL(Find Satoshi Lab)だ。共同創業者のYawn Rong氏とJerry Huang氏を中心に、ゲーム開発・ブロックチェーン技術・フィットネスの専門家で構成されている。STEPNを起点に、STEPN GO・Gas Hero・MOOARなど多数のプロダクトを展開するWeb3エコシステムビルダーへと成長した。


2. GMTの4つの特徴

GMTがフィットネスアプリのトークンにとどまらず、グローバルブランドとの提携やDAOによるガバナンスを実現している理由は、以下の4つの特徴にある。

① Move-to-Earn──「歩いて獲得する」モデル

GMTの最大の特徴は、STEPNの「歩いて獲得する」という仕組みと直結していることだ。ユーザーはスニーカーNFTを装着して屋外を歩く・走るだけで暗号資産を獲得できる。健康増進と経済的インセンティブを同時に実現するこのモデルは、暗号資産に興味がなかったフィットネス層にもWeb3への入口を提供している。日本のように健康意識の高い市場では特に親和性が高い。

② 60億枚固定供給 × GMT DAOバーン

GMTの総発行量は60億枚で固定されており、新規発行は行われない。さらにGMT DAOによるコミュニティ投票でトークンのバーン(焼却)が実施されている。バーンによって流通量が継続的に減少する構造は、長期的な希少性の向上につながるデフレ設計だ。

③ FSLエコシステムの拡大

GMTはSTEPN単体のトークンではなく、FSLエコシステム全体を横断するガバナンストークンだ。STEPN GO、Gas Hero、MORCHI、MOOARなど複数のプロダクトでGMTがユーティリティとして機能しており、エコシステムの拡大がそのままGMTの利用場面の増加につながる構造になっている。

④ マルチチェーン対応

GMTはSolana・Ethereum・BNB Chain・Polygonの4つのブロックチェーン上で展開されている。なお、OKJでのGMT入出庫は2026年4月時点でSolanaおよびPolygonチェーンに対応している。


3. STEPNの仕組み【Move-to-Earn】

スニーカーNFT

スニーカーNFTは、STEPNアプリ内またはウェブサイトで購入できる。アプリ内スニーカーにはWalker(歩行)・Jogger(ジョギング)・Runner(ランニング)・Trainer(全速度対応)の4タイプがあり、自分の運動スタイルに合ったものを選ぶ。スニーカーを装着してアプリを起動し、屋外を移動するとGPSとモーションセンサーが運動を検知。運動量に応じてGST(Green Satoshi Token、ゲーム内通貨)を獲得し、一定のレベル以上のスニーカーNFTではGMTも獲得できる。また、STEPN内でGMTを消費するとアチーブメントポイントを獲得でき、さまざまなバッジを獲得できることもSTEPNを楽しむ1つの要素となっている。

エナジーシステムと報酬の仕組み

STEPNでは「エナジー」と呼ばれるスタミナシステムが報酬を制御している。エナジーは保有するスニーカーの数とクオリティ(Common・Uncommon・Rare・Epic・Legendary)に応じて上限が決まり、6時間ごとに25%ずつ回復する(1日4回)。エナジーが0になると報酬を獲得できない。この仕組みにより「毎日少しずつ運動する」という健康的な習慣が自然に形成される設計だ。

スニーカーNFTには4つのステータス(Efficiency・Luck・Comfort・Resilience)があり、レベルアップやジェムの装着でカスタマイズできる。Efficiencyを上げるとGST獲得量が増加し、Luckを上げるとミステリーボックスの獲得率と質に影響する。Comfortを上げるとGMT獲得量が増加し、Resilienceを上げるとスニーカーNFTの耐久度の減少速度と修理費用に影響する。ユーザーは自分の戦略に合わせてスニーカーを育成していく──ゲーム性とフィットネスが融合したSTEPN独自の体験だ。

GMTとGST──2つのトークンの違い

STEPNには用途の異なる2つのトークンが存在する。GST(Green Satoshi Token)はゲーム内で日常的に獲得・消費されるユーティリティトークンであり、スニーカーNFTの修理・レベルアップ・ミント(新しいスニーカーの生成)などに使用される。発行上限はなく、需要と供給のバランスで価格が変動する。

一方、GMT(Green Metaverse Token)はFSLエコシステム全体のガバナンストークンであり、総発行量60億枚に固定されている。GMT DAOでのバーン投票やエコシステムの重要な意思決定に参加する権利を持ち、スニーカーのレベル上げやステータスリセットなど高レベルのゲーム機能にも消費される。「GSTは日常の燃料、GMTはエコシステムの議決権と希少性を備えた資産」と理解するのが最もわかりやすいだろう。


4. FSLエコシステム

STEPN GO──ソーシャル×Move-to-Earn

STEPN GOはSTEPNのようにスニーカーNFTを装着して屋外を歩く・走ることで暗号資産を獲得できるソーシャルライフスタイルアプリだ。2024年9月にパブリックベータがローンチされた。最大の特徴は「Haus System」で、スニーカーNFTを持たないユーザーでもスニーカー所有者からレンタルしてMove-to-Earnに参加できる。ソーシャル要素が加わり、コミュニティの拡大を促進している。adidas × STEPN GOの共同ブランドGenesis Sneakerも話題を集めた。

Gas Hero──戦略ゲーム × Polygon

Gas HeroはPolygonブロックチェーン上に構築されたWeb3戦略ゲームだ。ポストアポカリプス世界を舞台に、ヒーローNFTを収集・戦闘させる。ゲーム内の経済圏でGMTが活用されており、STEPNとは異なるユーザー層にFSLエコシステムへの入口を提供している。

FSL ID・FSL Game Hub

FSL IDはFSL全プロダクトを横断する統一IDシステムであり、ユーザーは1つのアカウントでSTEPN・STEPN GO・Gas Hero・MOOARなどすべてのサービスにアクセスできる。FSL Game HubはTelegramベースの報酬システムで、ソーシャルメディアを活用したユーザー獲得チャネルとなっている。


5.グローバルブランドとの提携

adidas × STEPN GO──スポーツブランドとWeb3の融合

adidas × STEPN GOのコラボレーションは、FSLエコシステムにとって最大規模のブランド提携だ。1,000足の共同ブランドGenesis Sneaker NFTが発行された。さらに2024年12月には、NFTにとどまらず限定1,200足のadidas Ultraboost 5実物スニーカーが抽選で提供され、デジタルとフィジカルの融合を実現した。adidas本体がWeb3フィットネスアプリと公式提携した事例として、Move-to-Earnカテゴリーの社会的信頼性を高めた。

G-SHOCK × STEPN GO──日本発ブランドとの接点

G-SHOCKとのコラボレーションでは800足のスニーカーNFTが抽選で配布された。G-SHOCKは日本発のグローバルブランドであり、日本市場とSTEPN GOの親和性の高さを象徴する提携だ。健康志向の高い日本のユーザーにとって、馴染みのあるブランドがMove-to-Earnに参画していることは大きな安心材料となる。


6. OKJでのGMT購入方法

オーケーコイン・ジャパン(OKJ)は関東財務局長(第00020号)に登録された暗号資産交換業者だ。2026年4月20日17:00より、GMTの取り扱いを開始した。国内の暗号資産交換業者としてGMTを上場するのはOKJが初めてであり、GMT上場後のOKJ取り扱い銘柄数は51銘柄となった。日本円でGMTを購入でき、「取引所(板取引)」と「販売所」の2形式から選べる。

取引所(板取引)

1. 「取引所」画面でGMT/JPYを選択

2. 注文方法(指値・成行・逆指値・条件付き指値)を選択

3. 金額・数量を入力し「購入」をタップ

取引画面:https://www.okcoin.jp/spot/trade/gmt-jpy

販売所

1. 「販売所」でGMTを選択し「購入」をタップ

2. 購入金額を入力

3. 「確認」→「確定」で即時購入

その他のサービス

GMTは暗号資産積立で定期購入が可能だ。また、入出庫にも対応しており、外部ウォレットとの間でGMTの送受が行える。


7. よくある質問(FAQ)

Q. GMTを一言で説明すると?
A. Move-to-EarnアプリSTEPNのエコシステムのガバナンストークンだ。総発行量60億枚固定で、GMT DAOによるバーンで流通量が減少するデフレ設計を持つ。

Q. GMTとGSTの違いは?
A. GSTはSTEPN内で日常的に消費されるゲーム内通貨(スニーカー修理・レベルアップなど)で、発行上限がない。GMTはエコシステム全体のガバナンストークンで、総供給量60億枚固定・バーンによるデフレ設計だ。

Q. GMT保有・売却時の税金は?
A. 日本では暗号資産の売却益は原則として雑所得の総合課税対象となる。税率は総所得額により異なるため、税理士などの専門家に相談を推奨する。


8. GMTの今後の展望

STEPNEMBER 4──年次大型イベント

FSLは毎年9月に「STEPNEMBER」と銘打った大型イベントを開催しており、2026年9月にはSTEPNEMBER 4が予定されている。過去のSTEPNEMBERではエコシステムの新機能発表、大型提携、コミュニティイベントが集中的に行われてきた。STEPNEMBER 4での発表内容次第では、GMTの価格にも大きな影響を与える可能性がある。

Move-to-Earnの再評価とGMTの位置づけ

2022年のMove-to-Earnブームは投機的な過熱と急速な冷え込みを経験したが、STEPNはその後も積極的な活動を行っている。また、STEPN GOのadidas提携・G-SHOCK提携など着実に実績を積み上げてきた。Move-to-Earn市場全体の規模は2024年時点で約6.7億ドルとされ、2030年には約18億ドル(年平均成長率17.7%)に達すると予測されている(出典:Grand View Research)。健康志向×Web3というコンセプトは長期的なトレンドと合致しており、国内での上場を機に日本市場での認知がさらに拡大することが期待される。


9. まとめ

GMTはMove-to-EarnアプリSTEPNを中核とするFSLエコシステムのガバナンストークンだ。60億枚固定供給・GMT DAOバーンによるデフレ設計、STEPN GO・Gas Hero・MOOARなど拡大するエコシステム──健康×Web3という独自のポジションを確立している。

2026年4月20日、OKJが国内初となるGMTの取り扱いを開始した。日本円でGMTの購入・積立が可能となり、少額で始めることができる。

なお、OKJでは2026年4月20日(月)17:00~2026年5月10日(日)17:00の期間で、「【GMT取扱い記念】100万円相当のGMT山分けクイズキャンペーン!」を開催している。『STEPN』に関するクイズ計10問に回答し、80%以上正解した方を対象にGMTが山分けされる。キャンペーンの詳細はこちら

リンク:
・OKJ GMTページ:https://www.okcoin.jp/currency/GMT
・現物取引:https://www.okcoin.jp/spot/trade/gmt-jpy
・暗号資産積立:https://www.okcoin.jp/pages/recurring